「関鯖、来たぁ!」
声が跳ねた。純基先生が身を乗り出す。
純基先生
「タグは?」
助六
「そこですか」
「鯖は足が早い」
「でも先生、魚に足はねえですよ?」
「ねえから、魚屋が代わりに走るのさ」
「そいつぁ、ご馳走ですね」
歌川広重
「東海道五拾三次之内 日本橋 朝之景」
天保4-5年(1833-34)頃、大判錦絵
東京都立図書館デジタルアーカイブ